2015年01月

2015年01月31日

「ピー」(放送禁止)

早いもので1月も今日で最後。
2015年がはじまってひと月が経過したわけですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

ここ最近のニュースでは心を痛める事件、
特に人種間の軋轢がきっかけのことがよく聞かれるようになりましたね。

ヘイトスピーチが騒がれてからはめっきり「韓流」が影をひそめ、
つい先ごろから報道されはじめた「イスラム国(自称)」の問題では、
某歌組内で血、やナイフ、など殺人を思わせるような表現が避けられ、
敢えて別の言葉に言い換えられたり、という暗黙の言論の配慮が
そこかしこで感じられるようになってきました。

■「凛として時雨」Mステで歌詞を一部変更 邦人人質事件に配慮か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150124-00000090-spnannex-ent

人によってはこれを表現の自由の弾圧、とか、
報道規制と騒ぎたがるのかもしれません。

・・・こういったことでないにしても、公の場で決して発言してはいけないのに
つい口走ってしまった「放送禁止用語」というのは、制御がきけばあらかじめ
打ち合わせたり、何かあっても収録番組であれば編集などして避けることも
できるでしょう。

かたや生放送ではどうしても避けられないこともあるでしょう。

明石屋さんまさんがクイズ番組で生放送を担当できないのは、
つい答えをポロリしてしまいそうになるから、という話があったり
(実際に答えを言ってしまったとどこかのテレビで
言っていた気もしますが定かでありません。)

どうしても編集できないからこそ、見聞きしている側としては
これとない臨場感を味わって楽しんだりする側面もありますよね。

できるだけのこと楽しい話題を(でも一般的な話すぎて
つまらないことは話したくないので深い話を)がモットーの
このブログですので、かなり昔のことを思い出してみました。


その昔、「世界ふしぎ発見」で草野仁さんが、
答えを言いはしなかったものの、なんとジェスチャー(確か答えは
「十字架」だったかな?質問は忘れました。)でバラしてしまい、
回答者のほとんどはそれに気づかなかったのに、
唯一黒柳徹子さんだけが気づいて正解する、という珍事・・・

あれは収録番組ですが、クイズでつい答えを発表してしまったものの
そのまま放送されていましたね。


もう一つ、音楽ブログですから、「生放送」つながりで、
「ライブ」でも出くわした「放送禁止用語」についてひとつ。

わたしの大好きなバンドに「クレイジーケンバンド」
というグループがいるのですが、彼らのアルバムに「青山246の夜」という、
ある日のライブを収録した音源があります。

CKB

楽曲内では「ピー」音は入っていませんが
(十分アブない歌も収録されており・・・)、
ライブの合間合間に入る「野坂説法」では
とうとう「ピー」音カットされている部分が登場します。

本当にその場にいた人しか知らないピー音部分、
知らないなりにいろんな大人の事情に
クスッとひと笑いしつつも楽しめるいいアルバムです。

機会があればぜひ。



music0funfun at 23:18|PermalinkComments(0)雑記 
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