2016年12月20日
クリスマスの名曲
クリスマス近くなると
色んな名曲が街のそこかしこで流れ始めますが・・・
「クリスマスソングの王様」といわれた Bing Crosby (ビング・クロスビー)は
クリスマスといえばふと思い出す定番のボーカルです。
みんながよく知っているクリスマス曲から
ごく一部の国で知られている曲等、本当に幅広く歌っています。
YouTubeからご紹介。
■ God Rest Ye Merry Gentlemen - Bing Crosby
一部のクリスマスの曲は少し宗教色を和らげて
どんな人にも聞きやすいように歌詞等もアレンジされるのですが
「クリスマス」の意味を考えると上記のような曲も
とても神聖に感じられてよいものです。
クリスマスの曲、思い出してみればキリはないのですが
ちょっとリストアップしてみましょう。
アルファベット順に。
A Child Is Born
Have Yourself a Merry Little Christmas
Let it Snow!
I'll Be Home For Christmas
The Christmas Song
The Christmas Waltz
White Christmas
・・・and more
White Christmas は映画『スイング・ホテル』の主題歌。
最近の現実離れした薄っぺらな映画とは一線を画す
時代を感じつつもよい映画です。
Have Yourself a Merry Little Christmas は
ミュージカル "Meet Me In St.Louis" で歌われた曲。
こちらはさきほど少しふれた理由で
一部の歌詞が変えられています。
(Lord allows → fate allow に変更)
数え切れないくらいのスタンダード、
いつ聴いても名曲ぞろいです。
2016年11月30日
川口千里(Kawaguchi Senri)
ワタクシが Jazz を好きになったのは
ふと耳にしたラジオから流れてくる
しっとりとしたシンバルレガートが
心地よく、いつの間にか1時間、2時間と
ずっと聴き続けたのが始まりで・・・
誰の演奏か、なんと言う曲か
そしてあの時耳にしたあのラジオ番組は何だったのか、
当時の記憶はまったく残っていないですが・・・
「ああ、これが Jazz ってやつなんだ。」
「もっと色んな曲を聴きたい」
そんな風に思うようになり、近くのレコード店へ出かけては
澤野工房のコーナーで色々なジャズ・アーティストの曲を
聴く日々がはじまりました。
Jazz の歴史まで丁寧に説明してくれるお店のPOPまであったりして。
曲を視聴したりCDの解説書を立ち読みすること数時間。
そんなことが当たり前のような毎日となり。
お店の方もよくそこまで好きにさせてくれたものです。
とても居心地のよいパラダイスでございました。
「Jazz に接したい」そんな感覚的な衝動に駆られて
ある時はラジオ、ある時はCD、ある時はライブ、
ある時は自分で演奏することもあったあのアツかった頃。
そんなこんな聴きこんだ古きよき Jazz は
ずっと心の中に残っておりますが、
ここ最近、身近な人たちから「川口千里」の話題を
耳にすることがあり。
ことの始まりは少し前のこと。
「川口千里って知ってる?」と聴かれ、
「なんだか聞き覚えのある名前だなぁ~」
と思いながらググってみたら、その昔小さいころから
天才Jazzドラマーとして有名だった子じゃないかーーーと思い出し、
教えてもらった Youtube を見ていました。
さらに数日後。
別の知人から「近所にライブしにくるらしい」、と話をふられ・・・
流行っているのでしょうか?
川口千里。Kawaguchi Senri。Chisato ではありません。
細かい肩書きはさておき、
Zildjian ドラムスティック 川口千里モデルなるものが
存在していることから、とにかくスゴいのでしょう。
Perl でもなく、YAMAHA でもなく、TAMA からでもない。
Zildjian です。ジルジャン!!
何人かから話題を振られた、ということは
これはわたしも話題にせねば!と記事にしてみました。
本日はそのことの発端となった Youtube をご紹介します。
◆Blowing Luv/ 高木里代子pf、川口千里dr、塩田哲嗣b
2016年10月31日
心に沁みる曲
10月も終わりに近づき、
朝晩と肌寒くなってきましたね。
周りでは早くもダウンジャケットを
羽織る人をちらほらと見かけるようになりました。
秋もほぼ終盤。
冬ももうすぐの予感ですね。
体の回りをジーーーンとあったかくしてくれる
お気に入りの一曲を紹介したいと思います。
以前こちらでも紹介した「Lonly Woman」。
◆雪女さんからお手紙が届きました。
http://jaz-after-jaz.blog.jp/archives/1006738079.html
Lonly Woman はオリジナルは
Ornette Coleman(オーネット・コールマン) の作曲。
Ornette Coleman はアルト・サックス奏者で
ジャズの中でもフリージャズ(ボヘボヘ・ブワブワ系)に
属するプレイヤーです。
※ボヘボヘ・ブワブワ系・・・正式な呼び名はありませんが
わたしのイメージからそう呼ばせていただきます。
そんな彼が珍しく曲らしい曲を作りました。
それが Lonly Woman。
◇Ornette Coleman - The Shape Of Jazz To Come
(オーネット・コールマン-ジャズ来るべきもの)
・・・原曲を聞いても彼らしい
ボヘボヘ・ブワブワ感はやっぱり健在ですが。
色んなアーティストがカバーして広まっていますが
なんといっても Pat Metheny(パット・メセニー)が
ピカイチの演奏です。
他はHorace Silver(ホーレス・シルバー)のカバーも
よく耳にするでしょうか。
なんといってもお気に入りの Pat Metheny の
演奏をご紹介します。
◇Lonely Woman - Pat Metheny - Rejoicing
オリジナルと、アレンジ後の曲がぜんぜん違うところも
ビックリですが、そんな演奏を支えているドラマーは
どちらの曲も Billy Higgins (ビリー・ヒギンズ)です。
シズルシンバルが非常にいい音ですね。
その音とともにジーーンと体が温かくなるような
そんな優しい音楽で、とても大好きな一曲です。